|
これは僕が中学3年の頃、文化祭の実行委員を担当していたときに、放送部のオタクどもから紹介されたアルバムだ。文化祭のバザーでは、誰かが持ち込んだ、「オネアミスの翼(限定版)」のレコードが出品され、当日までに委員だった僕は500円で買い求めたものだった(爆)。
僕が購入したのは、当時限定発売されていたBOXタイプのもので、その中の1枚である。YMOの頃から考えれば珍しくもない坂本氏のライブ盤だが、このアルバムは特に名盤だと思う。86年と言えば、ちょうどカルロス・トシキ&オレガトラブル・・・じゃなかった、オメガトライブが「君は1000%」でデビューした頃ではなかったでしょうか?まだ歌謡曲ノリ全盛の時代で、今後、トレンディ・ドラマの一大流行を控え、商業ロックが台頭してゆく前段階でもあった。
そんな中、今聴いても、その曲のセンスといい、サウンドといい、全く色褪せない楽曲を提供してくれている。ベースには、日本の誇るスーパー・ベーシスト:小原礼氏などが参加し、矢野顕子などとともに、後に、世界のジャズギタリスト、渡辺香津美氏のプロジェクトである「キリン」に参加する大御所メンバーである。
「戦メリ」のテーマ曲である「MERRY CHRISTMAS MR. LAWRENCE」なんかももちろん収録されているが、僕は1曲目の「G.T.」を特に薦めましょう。ファンキーなチョッパーベースに、リズムマシン、そしてカッティングギターやアドリブソロなどが自由に絡み合う中で、80年代を
彷彿とさせる、爽やか且つ、渋い歌声が、なんとも武富士ちっくでたまらない……(謎爆)。
まだ、坂本龍一に触れてない若い世代があれば、今一度薦めましょう。
|